2010.04.03 アップロードしました。        ☆サムネイルをクリックしてください。写真が大きくなります。☆
ニュージーランド北島、オークランドにある交通博物館[MOTAT→Museum of Transport and Technolgy]を見学したときの鉄道と鉄道模型を主に紹介します。ここの交通博物館は、鉄道だけではなく、自動車、バス、航空機など交通に関する展示物がたくさんあり、航空機の操縦シュミレーション等は、大人でも楽しことができる。
MOTATの玄関 DL & SL
大きくてすごい迫力を感じる
SL(900) DL(1400)
SLと木製車両 木製車両 路面電車1 路面電車2
路面電車3 路面電車4 動態保存の路面電車 屋外展示場風景
入館者を乗せて約1キロ走る 蒸気を吐きながら車輪が
動いていた
自動車の原型か? 大型鉄道模型
自動車の模型か? Mt.Eden行きの旧型バス ジオラマその1 ジオラマその2
ジオラマその3 ジオラマその4 ジオラマその5 ジオラマその6
 2010.03.27 アップロードしました。        ☆サムネイルをクリックしてください。写真が大きくなります。☆
ブリトマート駅の写真
ブリトマート駅/オークランド
in ニュージーランド
オーバーランダー号を
牽引するディーゼル機関車
電源車・貨物室を装備 オーバーランダー号の客車
ニュージーランドの鉄道は、全盛時には、北島、南島、両島あわせて、約5,700Kmの路線網があったといわれており、人の移動手段として重要な役割を果たしていた。
しかし人の移動の高速化につれて、日本のような高速鉄道(新幹線)がなく、最高時速80Kmでしか運転できない、従来の鉄道は、航空機や高速バス(時速100Km)にとって代わられることになったのである。 現在(2010年当時)の鉄道は物流の手段として残っている以外は、一部の区間で観光列車として運転されているにすぎない。 ニュージーランドの長距離路線は、衰退の一途をたどっているといっても過言ではない。

☆北島唯一の長距離観光列車「オーバーランダー号」
夏の観光シーズンは、ニュージーランド最大の都市「オークランド」から首都の「ウェリントン」まで一日1往復運転される。シーズンオフになると土、日、 祭日には運転されない日もあると聞いた。 この列車に満席になることはあまりないとのことだが、乗る場合は必ず予約が必要なのである。
この列車のユニークなところが二つある。その一つ目は、予約した人がすべて乗車したら、定刻前でも発車することである。 日本ではとても考えられないことだが、一日1往復だからできることかもしれない。それを証明してみよう。2010年3月14日、オーバーランダー号の写真を撮りたいと思い、終着駅のブリトマート駅へ出かけた。 駅の電光掲示板にオーバーランダー号のブリトマート駅到着は午後7時30分表示されていた。 しかし、午後7時15分にはブリトマート駅に終着し、7時23分には回送列車として駅を後にしたのである。

二つ目は、列車が絶景ポイントに来ると、撮影タイムといって、列車が減速したり、1時停車をするとのことである。これは日本のJRや私鉄でも経験したことはあるにはあるが……。オーバーランダー号は、観光列車といっているが、使用されている車両は日本のような豪華さはまったくない。
オーバーランダー号の車内 最後尾の展望車 近郊列車を
牽引するディーゼル機関車
近郊列車の客車
近郊列車の最後尾車両 最後尾車両の運転室 近郊列車の
600番台ディーゼルカー
近郊列車の
800番台ディーゼルカー
ブリトマート地下駅の
800番台近郊列車
近郊列車の車内1 近郊列車の車内2 近郊列車の車内3
客席に座る車掌さん
(列車には車掌室がない)
近代的なニューマーケット駅 乗降風景/ニューマーケット駅 貨物列車の操作場
駅名看板
前後の駅名表示がない。
ニューマーケット駅に
到着する近郊列車
ニューマーケット駅を
出発する近郊列車
三角形線路進行方向を
反転して目的地へ向かう。
北島には、オークランドのブリトマート駅から、Sothern線、Western線、Eastern線の3つの近郊路線がある。これら3路線も通勤客を主体に考えているのか、平日は20分間隔くらいで運転されるが、土、日、祭日は1/3〜1/4と極端に運転本数が少なくなる。
近郊電車のユニークなところは車掌室がないことである。車掌さんは乗客と同じシートに座っている。2両連結なら2人車掌が乗っている。なぜなら外国ではよくあることだが、日本のように改札口がなく、ホームへの出入りが自由なので、駅で切符を買わずに、乗車後に買う人が多いから、各車両に車掌が乗っているのだと思う。
それと駅名看板を見てもらうと分かるが、前後の駅がまったく書かれていない。そのうえ車内放送がないので自分が降りる駅は自分で判断しないといけないのである。慣れた人にはいいのかもしれないが、観光客には不便この上もない。外国へ行くと、日本の鉄道がいかに素晴らしいかを実感する。